2020.09.02

動画制作サービスの種類を紹介|特徴と選び方・メリットを解説

動画制作サービスの種類を紹介|特徴と選び方・メリットを解説

近年、広告や広報、マーケティングなどの分野で企業が「動画」を活用する機会が増えてきました。 これからのビジネスに動画戦略はさらに重要度を増すと考えられますが、その際に重要となるのが、「どのように動画を作成するか」という点です。 動画制作をアウトソーシングするか自社で作成するかで、かかる手間やコストなどが大きく異なるため、それぞれの方法のメリット・デメリットを把握したうえで、自社に合った方法を模索する必要があります。 この記事では、複数の動画作成方法を比較してご紹介します。それぞれ、どのようなサービスを活用するかといった点もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

動画制作の方法

動画制作の方法は、大きく分けて以下の4つに分類できます。

・動画制作会社に依頼する
・個人のフリーランスに依頼する
・パソコンの動画編集ツールを利用して自作する
・スマホアプリを利用して自作する


「動画制作会社」や「個人のフリーランス」は、外部に動画制作を委託するパターン。「パソコンの動画編集ツール」や「スマホアプリ」は、ツールやアプリを使って動画を自作するパターンです。

次の項目からは、それぞれの特徴とメリットを見ていきましょう。

動画制作サービス①動画制作会社

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動画制作会社の特徴は、以下の通りです。

・企画から動画作りをまかせられる
・映像制作のプロなので、制作過程でアドバイスがもらえる
・クオリティが保証されている


ただし、依頼する制作会社によって得意ジャンルが異なるため、業者選びは慎重に行いましょう。

自社で制作したい動画のイメージ(または内容)がすでに決まっているのでしたら、そのジャンルに強い制作会社を探すようにしてください。

動画制作会社への依頼は動画のクオリティが保証されているというメリットがる反面、他の方法と比べて費用が高額になるというデメリットもあります。料金体系は「動画1本あたりいくら」といった形になるため、たくさんの動画制作を依頼する際はコスト面に注意が必要です。

選ぶポイント

動画制作会社を選ぶ際に意識したい4つのポイントを解説します。

・会社としての実態があり組織化されているか
・過去の実績はあるか
・作りたいジャンルの動画が得意な会社なのか
・価格が明確か


【会社としての実態があり組織化されているか】
なかには、そもそも固定メンバーによる会社組織が存在しない制作会社があります。そういった会社は、依頼があるたびに、ネットワークでクリエーターを集め、一時的にチームを組んで作業を行っています。

この体制自体に問題はありませんが、そうなると動画ごとの雰囲気や品質にバラツキが出てしまうというリスクも。

そういったリスクを減らすには、まずは会社組織の実態があるかを調べ、制作メンバーが固定されているかというチェックが必要です。シナリオライター、カメラマン、編集者などがしっかりと在籍し、工程ごとにその道のプロが担当しているかをチェックするようにしましょう。

また、制作会社が自社スタジオを持っているか否かという点も、大事なポイントです。自社スタジオがない場合はレンタルスタジオを借りる必要が生じ、そのためのスケジュール調整をしなければいけなくなります。タイミングによっては、長期間スタジオ借りられず、スムーズに撮影が進まないこともありますので注意してください。

【過去の実績はあるか】
その会社の過去の実績も、重要なチェック項目です。例えば、大手との契約履歴などは、安心材料の1つになります。

【作りたいジャンルの動画が得意か】
制作会社によって、得意なジャンルが異なります。アニメ系が得意な会社もあれば、インタビュー形式の動画制作が得意な会社もあるといった形です。

自社で作りたい動画のイメージがあるのでしたら、そのジャンルに強い業者を選ぶようにしましょう。

【価格が明確か】
動画制作では、作業ごとに費用が発生することがほとんどです。なかには、「すべての工程を合わせて全部でいくら」という料金体系の業者もありますが、多くの場合は「作業ごとに料金が追加される」形をとっています。

そのため、正式な依頼の前に必ず見積もりを取り、かかる費用を把握しておく必要があります。最初の時点で価格が明確になっていないと、どんどん費用が追加される可能性があるので注意が必要です。

動画制作サービス②個人のフリーランス

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個人のフリーランスに動画制作を依頼することも可能です。依頼方法は、主に以下の3通り。

・クラウドソーシング
・スキル売買サイト
・人脈


人脈を利用する以外は、1からフリーランサーを探して関係を築く必要があります。

ただし、その場合は実際に仕事を依頼してみないとわからないことも多いため、フリーランスへの依頼は慎重にならなければいけません。

また、料金は制作会社より安くなることがほとんどです。料金体系もわかりやすく、動画の編集作業全般をまかせて「コミコミでいくら」というケースが多いでしょう。

料金が明確であり、かつリーズナブルである反面、フリーランスは「動画の編集」しか受けてくれない場合がほとんど。動画制作会社のように企画段階から任せられないことが多いため、企画や撮影は自社で行う必要があります。

なかには企画や撮影のスキルを持った人もいますが、それは稀であることを覚えていきましょう。企画から任せられるフリーランサーがいたとしても、そういったスキルは編集とは別料金になることがほとんどです。

選ぶポイント

フリーランスに依頼するときには、以下の点に注意しましょう。

・過去の作品や実績
クラウドソーシングやスキル売買サイトでは、過去の作品や実績が掲載されていることがあります。

依頼前にそれらを必ずチェックし、期待通りの品質なのか、自分たちが作ろうとしている動画の雰囲気にマッチしているのかなどを吟味したうえで、フリーランサーを選定するようにしましょう。

動画制作サービス③パソコンの動画編集ツール

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ここからは、ツールとしての動画制作サービスを利用して動画を自作するケースについて解説していきます。

まずは、パソコンの動画編集ツールを利用するケースを確認していきましょう。動画編集ツールの特徴は、以下の通り。

・自分の思い通りに編集ができる
・撮影、編集、公開を自分のペースで
・無料のものと有料のものがある


業者やフリーランサーへの外注を利用すると作品の出来は相手任せになりますが、自社で編集を行うことで思い通りの動画を作ることができます。

どうしても削除したくないシーンを残すなど、本人のこだわりを随所に出すことができるのが一番のメリットと言えるでしょう。

また、自分で編集をすれば、撮影から公開まですべてを自分(または自社)のペースで行えます。納品待ちの時間が発生しないため、時間のロスはありません。

ただし、自分で編集をするからには、それなりのスキルが必要ですのでご注意ください。動画制作は編集作業にもっとも時間がかかります。場合によっては、プロの業者やフリーランサーに依頼した方が、動画が早く完成することもあるでしょう。

動画編集ツールを選ぶポイント

動画編集ツールには無料のものと有料のものがあります。無料のものでも十分な編集ができることもありますが、ほとんどの場合、機能が制限されていたり、使い方が難しかったりするケースが多いです。

この項目では、動画編集ツールを選ぶ際の4つのポイントをご紹介します。

・動作が安定しているか
・広く使用されているソフトであるか
・エフェクトが充実しているか
・ウォーターマークの有無


【動作が安定しているか】
動画編集はパソコンの容量を必要とするため、予期せぬタイミングでツールが落ちたりフリーズしたりすることも少なくありません。

スムーズに動画編集ができるかどうかはパソコンのスペックにもよりますが、そもそも「落ちやすいツールなのかフリーズしやすいツールなのかという点も、ソフト選びの際には重要なチェックポイントです。

【広く使用されているソフトであるか】
編集ソフトは、有名なものを選びましょう。利用者が少ない編集ソフトを選んでしまうと、使用中にわからないことが出てきたとき、ネットで調べても解決できないことがあります。

販売会社のサポートが充実しているか、ネット上に情報があるかという点は、重要なポイントです。

【エフェクトが充実しているか】
検討しているソフトにエフェクトが多く入っているかという点もチェックしましょう。

このときにチェックするポイントは、「トランジション」や「文字の装飾」の2点です。これらは、動画のクオリティを上げるために必要な機能ですので、必ずこの2つがついているものを選ぶようにしてください。

【ウォーターマークの有無】
ウォーターマークとは、書き出した動画の画面に挿入されるロゴのことです。透かしが動画の端または中央に挿入されます。

透かしが入っていると見栄えがよくないだけでなく、商用利用ができないこともあります。透かしをとるためには、そのソフトの有料版を購入することが条件になるケースがほとんどです。

動画制作サービス④スマホアプリ

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最後は、スマホアプリの特徴を確認していきましょう。

動画編集にスマホアプリを使う最大のメリットは、「手軽に動画編集が行える」という点です。ただし、その分パソコンの動画編集ツールと比較して、高度な編集は行えません。

また、スマホアプリの特徴として、機能を制限すれば無料で使えるものが多く、その反面、アプリ内のすべての機能を使うためには有料版を購入する必要がある場合がほとんどです。

スマホアプリを選ぶポイント

スマホアプリを選ぶ際には、以下の3点に注意しましょう。

・エフェクトが充実しているか
・スマホ内にあるBGMを取り込めるかどうか
・ウォーターマークの有無


【エフェクトが充実しているかをチェック】
こちらも編集ソフト同様、主に以下の2点に注意しましょう。

・トランジション
・文字装飾


トランジションは、シーンの切り替え時に使用するものです。文字装飾は、動画内に入れた文字の縁取りをしたり装飾したりする機能です。また、文字が徐々に浮かび上がってくるようなエフェクト効果をつけられるかもチェックしましょう。

【スマホ内にあるBGMを取り込めるかどうかをチェック】
スマホの編集アプリのなかには、スマホに保存されている音楽を取り込んで動画に挿入することができるものがありますが、アプリ内の音楽しか利用できないものもあります。

アプリ内の音楽しか利用できないものの場合、イメージ通りの音楽が入れられないということが起こるため、おすすめしません。必ず、スマホ内の音楽を取り入れられるアプリを選ぶようにしましょう。

【ウォーターマークが入っているかチェック】
パソコンの動画編集ツールと同様、アプリのなかにはウォーターマークが入るものもあります。そういったアプリは、有料版を購入することで、ウォーターマークを外すことができることが多いです。

有料、無料問わず、ウォーターマークが入らないアプリを選ぶようにしましょう。

SoVeC Smart Videoなら高品質なショートムービーが簡単に作れる

ここまでご紹介してきた様に、動画作成の方法は様々です。そして、いずれにしても動画をつくるためには、「高額な外注費用」または「動画編集スキル」のどちらかが必要になります。

もし、作りたい動画が15秒~30秒程度のショートムービーで、「外注を利用するよりも費用を抑えつつ簡単に高品質な動画を作りたい」のであれば、ぜひ専用ツールの利用をご検討ください。

SoVeC Smart Videoでなら、パソコンを利用して誰でも簡単にショートムービーの編集が可能。多くの動画広告は30秒程度のショートムービーですので、そういった動画の量産にピッタリの動画制作サービスです。
SoVeC Smart Videoの4つの特徴は、こちらです。

・誰でも動画を作れる
・ハイクオリティの動画が作れる
・動画を作り放題
・SNSに特化


1つずつ解説していきます。

誰でも動画を作れる

SoVeC Smart Videoを利用すれば、初心者でも簡単に動画を作ることができます。作り方は、もともと用意された数百種類のフォーマットから、使いたいものを選ぶだけです。

その際に用意するのは、静止画数枚~10枚程度。それを見せたい順番に配置するだけで、1本の動画が完成します。

制作時間の目安は、まったくの初心者の場合でも1時間程度。慣れれば、1本あたり10分程度で動画の編集ができるようになります。

ハイクオリティの動画が作れる

SoVeC Smart Videoの各フォーマットには、すでにエフェクトが付けられています。文字なども指定の場所に入力するだけで、そのエフェクトが反映される仕様です。

ユーザーが編集作業をする必要がないため、ただ写真を配置するだけで、簡単におしゃれでセンスのいいハイクオリティな動画が作れます。

動画を作り放題

SoVeC Smart Videoは月額10万円~動画が作り放題です。外部委託のように、動画1本ごとに料金が発生するわけではありません。

利用可能なアカウントは1契約3アカウントですので、オフィスでメンバーとシェアすることも可能です。アカウントの追加にも対応していて、3アカウントごとに5万円/月となります。

SNSに対応

用意されているフォーマットの中には、Twitter、TikTokに最適なものもあります。それらを選んで動画を制作すれば、完成後すぐにSNS投稿が可能。

自社媒体があるのでしたら、SNSを使った動画の配信の仕方もおすすめです

まとめ

動画制作サービスの種類によって、特徴やメリットは様々です。ただし、いずれの方法を選んでも、動画の量産には「費用」または「スキル」のどちらかが必要になることを覚えておきましょう。

比較的リーズナブルな価格で、高品質なショートムービーを簡単に作成したいなら、ぜひ専門ツールの利用をご検討ください。
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