2020.08.07

デジタルサイネージとは?その効果と動画の作り方|縦型にするソフトも紹介

デジタルサイネージとは?その効果と動画の作り方|縦型にするソフトも紹介

近年、街のいたるところで電子ディスプレイによる案内表示を目にするようになりました。こういったメディアは「デジタルサイネージ」と呼ばれ、静止画や動画を使用した新しい媒体として、利用する企業が増えています。 この記事では、より効果が高い「動画を使用したデジタルサイネージ」について、詳しく解説していきます。 デジタルサイネージ動画のメリットや作り方を確認するとともに、本来、デジタルサイネージ動画では難しいとされている縦型の動画を簡単に作るソフトについても紹介します。 これから、デジタルサイネージ動画のビジネス利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

デジタルサイネージとは

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デジタルサイネージとは、ポスターや看板に変わる情報発信メディアのことです。液晶ディスプレイやLEDなどに映像を表示して、多くの人へ情報を発信しています。

デジタルサイネージは設置場所を選びません。特に、動画というコンテンツは静止画やテキストなどと比べて見た人の印象に残りやすいため、近年、多くの企業がマーケティング戦略として積極的に取り入れています。

デジタルサイネージに利用される動画は、長いものは好まれません。30秒程度のショートムービーが適しています。

また、デジタルサイネージには映像だけでなく音楽を入れることも可能です。音声付きのデジタルサイネージ動画にはたくさんの人を惹きつける音声による情報の補足というメリットがありますので、訴求力を高めたい際に有効です。

サイズも様々!4のタイプのデジタルサイネージ

デジタルサイネージは、様々なサイズのディスプレイで利用されています。

大きなものでは壁面を埋め尽くすサイズや柱などに設置する縦長のタイプ、小さなものでは手のひらサイズのタイプも存在しています。

また、デジタルサイネージのパネルの種類は、大きく以下の4つに分類できます。

・スタンド型
・壁や柱などへの埋め込み型
・壁掛け型
・天井からの吊り下げ型


数多くの選択肢があるため、目的に応じて使い分けが可能です。

デジタルサイネージの利用シーンと事例動画

デジタルサイネージは現在、様々な場所で利用されています。

駅構内の柱やショッピングモールにあるインフォメーションパネル、ショップの店頭案内、公共空間、交通機関など、その用途は多岐にわたります。

またフードコートの宙づりメニューや不動産屋の看板、医療機関の出入り口にある院内案内などにもデジタルサイネージが設置されていることが増えているため、意識せずに目にしている方も多いのではないでしょうか。

事例として、以下のような動画が活用されています。

※事例動画をいくつかお願いいたします。

※ 実例含めたサンプルは、クライアント確認が必要になりますので、実績ができ次第追加とさせて下さい。

デジタルサイネージのメリット

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従来のアナログなポスターや案内と比較して、デジタルサイネージには以下の4つのメリットがあります。

・情報量が多い
・人の目に留まりやすい
・足を止めやすい
・張り替える手間がない


それぞれ、確認していきましょう。

情報量が多い

動画コンテンツの特徴は、文字や静止画だけのコンテンツよりも情報量が多いという点です。ポスターや写真よりも多くの情報を伝えることができます。

また、動画は一瞬で伝えられる情報量が多いため、通りすがりの人がたまたまそれを目にしたとしても、記憶や印象に残りやすくなります

人の目に留まりやすい

デジタルサイネージは、ポスターや写真よりも人目に留まりやすいという特徴があります。人間は、動いているものに、つい目を奪われてしまう傾向があるからです。

広告などでより注目を浴びたいのでしたら、デジタルサイネージ動画を検討してみてはいかがでしょうか。

足を止めやすい

映像には人の注意を引き付け、足を止めさせる効果があります。

街なかのポスターを見て足を止める人はあまり多くないですが、映像を観て足を止めてしまう人は数多く存在します。

それは「途中で見終わるのが気持ち悪くて、なんとなく最後まで観たくなってしまう」という心理が働くからです。

もちろん、すべての人が足を止めるかと言えばそうではなく、通り過ぎてしまう人の方が圧倒的に多いでしょう。しかし、そういった人々も、歩きながら目線を動画に向けて最後まで視聴しているケースも少なくありません。

張り替える手間がない

デジタルサイネージは、従来の静止画のポスターなどと違って、情報を別のものに変更したい場合に、面倒な張り替え作業を行う必要がありません。データを差し替えるだけで簡単に映像を切り替えることができるからです。

また、映像は紙などのような物理的な劣化を起こさないという点も、嬉しいポイントと言えるでしょう。

デジタルサイネージ動画の作り方

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ここからは、実際にデジタルサイネージ動画の作り方について解説していきます。

デジタルサイネージで可能な3つのコンテンツ

デジタルサイネージで表現できるコンテンツは、以下の3種類です。

・静止画
・動画
(音声なし)
・音声付き動画

動画コンテンツの制作はもちろん、従来の紙のポスターと同じように静止画の運用も可能です。つまり、デジタルサイネージでは、流したい情報を見せたい形で、設置場所に合わせて選択することができるのです。

デジタルサイネージ動画を作るときに意識するポイント

実際にデジタルサイネージ動画を制作するときに意識する3つのポイントをお話しします。

・設置場所
・見る人の意識を引き付けること
・クオリティ


1つずつ確認していきましょう。

【設置場所を意識する】
デジタルサイネージ動画は、伝えたいことだけを動画にするのではなく、設置されている場所の雰囲気に合わせたものを作る必要があります。飲食店の外壁のデジタルサイネージ動画で車のCMを流しても誰も見向きもしません。

デジタルサイネージ動画を作る際には、「映像を見せる」というよりも「空間を演出するために映像を使う」というイメージを持ちましょう。

その場所に合わせた動画を作ることで、自然と見る人の注意を惹きつけることができるのです。

【見る人の意識を惹きつけること】
デジタルサイネージ動画は、ただ注意を引き付けるだけではいけません。「インパクトが強いから」といって、過激な動画を流してしまえば、それを見た人が不快に思ってしまうことも考えられます。

また、おしゃれさだけを追求して、内容が伝わってこないという失敗も少なくありません。

いずれにしても、動画制作時には、伝えたいことが伝わるようにする工夫も必要です。「インパクト」と「伝わりやすさ」、両者のバランスをとって良い動画を制作しましょう。

【高いクオリティの動画を作る】
デジタルサイネージ動画は、公共の場で不特定多数の人に見られるコンテンツです。そのため、動画のクオリティには十分に注意しましょう。

低品質の動画では、せっかく出した広告が逆効果になってしまうこともあります。動画が安っぽくなってしまうということは、企業のイメージダウンにつながります。そのような事態になってしまわないよう、企業のブランディングを意識することも大切です。

デジタルサイネージ動画を実際に制作する

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デジタルサイネージ動画の制作の際は、まず自作か外部委託かを選ぶことになります。

外部委託では動画制作会社、または動画制作をしているフリーランスに依頼することになりますが、この方法では動画1本ごとに費用が発生します。したがって、頻繁に内容を変更するデジタルサイネージ動画の外注化には、コストがかかりすぎるというデメリットがあります。

また、ひと口に「業者」や「フリーランス」と言っても、クオリティに大きな差がある場合も少なくありません。希望通りの動画を作ってくれる業者を見つけるのは困難です。

デジタルサイネージ動画を自作にはPowerPointが一般的

デジタルサイネージ動画を制作する場合には、動画編集ソフトを使うことになりますが、動画制作ソフトは使い方が難しいのが難点です。専門的な知識やスキルも必要になってくるため、初心者が簡単に動画を作ることはできません。

動画編集ソフト以外では、WindowsパソコンにインストールされているPowerPointを使っての制作が一般的です。

PowerPointのスライドショーやアニメーション制作機能、音声の録音などを使うことで、簡単なデジタルサイネージ動画が制作できます。

PowerPointでデジタルサイネージ動画を作る手順を解説

PowerPointでの制作方法の手順を「静止画」「動画(音声なし)」「動画」に分けて、それぞれ解説していきます。

【静止画を作る手順】
静止画の作り方の手順は下記を参考にしてください。

画面サイズの設定

スライドの制作

画像ファイル(JPG、PNG)で出力

【動画(音声なし)を作る手順】
動画(音声なし)の作り方の手順は下記を参考にしてください。

画像サイズの設定

複数のスライドを制作

スライドのタイミング調整

動画ファイル(MP4)として出力

スライドが複数必要で、出力ファイルはMP4となります。

【音声付き動画を作る手順】
音声付き動画の作り方の手順は下記を参考にしてください。

画像サイズを設定

複数のスライドを作成

スライドのタイミング調整

別のソフトなどでナレーションを録音(必要ならばBGMも入れて編集)

動画ファイルとして出力する際に記録されたタイミングとナレーションを使用するを選択

動画ファイルに別録りした音声ファイルを合わせて出力(WAV、MP3)

こちらが一番複雑です。動画ファイルとは別に、他のソフトで音声ファイルを録音して用意する必要があるため、手間と時間がかかってしまいます。

以上、それぞれの作り方の手順を解説しましたが、いずれの場合もPowerPointでの制作では縦型のデジタルサイネージ動画は作れませんので、ご注意ください。

音声・ナレーション・BGMありの本格動画を簡単に作るなら

デジタルサイネージ用の動画をPowerPointで作成することは可能ですが、初心者が直感的に作ることは困難です。とくに、音声ありのデジタルサイネージ動画の制作は、動画編集に慣れていないとうまくできません。

音声を入れることが難しいことを理由に音声なしの動画を作ると、動画の情報量が減ってしまい、せっかくのデジタルサイネージ動画の効果が薄れてしまう結果にもなりかねません。

そんなときには、簡単に動画が制作できるソフトの導入を検討してはいかがでしょうか。デジタルサイネージ用のショートムービーの制作であれば、専用ツールであるSoVeC Smart Videoの利用が便利です。

SoVeC Smart Videoの4つの特徴

SoVeC Smart Videoには4つの特徴があります。

・簡単に動画が作れる
・ハイクオリティの動画が作れる
・定額制で動画を作り放題
・縦型の動画にも対応

1つずつ解説していきます。

【簡単に動画が作れる】
SoVeC Smart Videoでの動画の作り方は、数百種類のフォーマットから使いたいものを選択するというもの。これだけで、簡単に動画が作れます。

動画作りに必要なのは、数枚~10枚程度の静止画のみ。それらを、表示させたい順番に並べるだけで動画が完成します

【ハイクオリティの動画が作れる】
用意されたフォーマットの中には、おしゃれなトランジションやエフェクトなどがすでに入っています。

フォーマットごとに異なる演出で、写真の動画化が可能です

【定額制で作り放題】
SoVeC Smart Videoは月額10万円で動画が作り放題です。外部に制作依頼する場合と異なり、動画1本ごとに費用が発生するわけではありません。

1契約ごとに3つのアカウントが利用できるため、社内での共有も可能。それ以上のアカウントが必要な場合は、3アカウントごとに5万円/月で追加もできます。

【縦型の動画にも対応】
用意されているフォーマットの中を利用すれば、デジタルサイネージでの使用頻度が高い縦型の動画も簡単に作れます

また、SNSに合わせた比率のフォーマットも用意。デジタルサイネージ動画だけでなく、自社メディアでの動画マーケティングなどにも応用が可能です

まとめ

デジタルサイネージは、広告や各種の案内などに最適です。

少しでもその効果を高めるために、ぜひ高品質な動画を用意しましょう。SoVeC Smart Videoならば、直感的な操作で初心者でも簡単にクオリティーの高い動画が作成可能です。

ぜひ、詳細をご確認ください。
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