2020.07.03

動画メールの作り方|圧縮添付や埋め込み、リンクでの共有など

動画メールの作り方|圧縮添付や埋め込み、リンクでの共有など

メールを使った動画の共有には、複数の方法があります。 動画ファイルそのものを共有したいのか、動画コンテンツを再生してもらいたいのかという目的によって、最適な手段も異なります。 この記事では、メール(やLINEなど)を用いて動画を共有するための複数の方法を、それぞれの特徴とともにご紹介していきます。ぜひ、参考にしてください。

メールで動画を共有する2つの方法

冒頭文でもお伝えした通り、動画メールは「動画の共有の仕方」によって大きく以下の2つに分けられます。

・動画ファイルそのものを届ける
・動画を再生してもらう


それぞれの目的ごとに、具体的な複数の動画共有方法をご紹介していきます。

動画ファイルそのものを届ける方法

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まずは、メールを使って動画ファイルそのものを相手に届けたい場合の方法です。代表的な方法は、以下の4つ。

・メールに直接添付
・クラウドサービスの利用
・ファイル転送サービスの利用
・短い動画をLINEで送付する


それぞれ、確認していきましょう。

メールに直接添付

動画ファイルをメールに添付して送信する方法が、送り手にとっては一番手軽です。しかし、この方法には2つの注意点があります。

・動画をメール添付して送受信するには容量の上限がある
・添付するには動画を圧縮する必要がある


【動画をメール添付して送受信するには容量の上限がある】
メールに直接添付できるファイルには、容量の上限があります。スマホキャリアや主なメールサービスごとの上限は以下の表を参考にしてください。
2020年6月1日時点のスペックです。(当社調べ。)

ドコモ 10MBまで
au 3MBまで(「auメール」は2MBまで)
ソフトバンク 3MBまで(「SoftBankメール」は2MBまで)
Gmail 25MB
Yahoo!メール 本文とあわせて25MB
Outlook 20MB

一番容量の大きいGmailでさえ、上限が25MBになっています。動画の画質にもよりますが、この上限を満たそうとすると最大2~3分程度の動画しか送ることができません。

また、これは送信者だけの問題ではなく、受信する側も同様の上限が設けられています。自分がGmailから添付ファイルを送信しても、相手がスマホで受け取る場合には3MBが上限になってしまいます。

添付するにはファイルを圧縮する必要がある

容量の大きなファイルをメール添付する場合には、動画ファイルを圧縮する必要があります。圧縮方法は主に2種類です。

・zip形式にする
・外部ソフトを使用して圧縮する


どちらの方法を使っても、動画サイズを小さくすることができます。そして、送信できるサイズまで圧縮することができれば、その動画を直接メールに添付することができます。

【zip形式で圧縮する方法】

zip形式で圧縮する場合は、以下の手順を参考にしてください。

・圧縮したい動画を選ぶ

・右クリックして送るのなかから圧縮(zip形式)」を選択

これだけで、簡単にファイルの圧縮ができます。あとは、圧縮したフォルダをメールに直接添付するだけで送信することができます。

zip形式で圧縮した場合、受け取り手のマシンがWindows、Macどちらであっても、特別なソフトを使うことなく解凍することができます。そのため、zip形式での圧縮は受信者にとって負担の少ない方法だと言えるでしょう。

ただし、zip形式で動画を圧縮したとしても、容量が劇的に小さくなるということはありませんのでご注意ください。

【外部ソフトを使用して圧縮する】

外部ソフトを使用して、ファイルの形式や画質を変更することも可能です。

ファイル形式が変われば動画の容量を大幅に抑えることができますし、画質を落とすことで容量を減らすことも可能です。

このメリットは、zip形式よりも容量を軽くすることができるということです。ただし、ファイル形式を変更した圧縮方法には、元の画像よりも画質が落ちてしまうというデメリットもあります。また、圧縮する際に利用するソフトは有料である場合が多いです。

クラウドサービス

クラウドサービスを利用すれば、メールへの添付なしで動画ファイルを相手に届けることができます。

やり方は簡単で、保存先のリンクをメール本文に貼るだけです。メール内に貼られたURLをクリックすることで、動画ファイルをダウンロードできる仕組みになっています。

この方法のメリットは、数GB程度ならば容量を気にせずに動画ファイルをシェアすることができるという点です。

ファイル転送サービス

ファイル転送サービスにも、クラウドサービスと同様のメリットがあります。

送信者はまずはクラウドサービスに動画ファイルをアップロードし、そのURL(+必要ならば閲覧パスワード)をメールに添付するだけで動画ファイルのシェアが可能です

短い動画をLINEで送付

企業の公式LINEを使い、短い動画を添付することも可能です。LINEの場合は開封率が高く動画を観てもらえる可能性も高くなります。

しかし、LINEでは長い動画を送ることができないためご注意ください。LINEで送信できる動画は10数秒が限界です

動画を再生してもらう方法

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動画ファイルそのものを共有するのではなく、メールを利用して「動画を再生してもらう」ことが目的の場合は、以下の方法も活用できます。

・GIF
・リンク先のYouTubeやVimeoなどに誘導
・リンク先のHPに誘導


こちらも1つずつ確認していきましょう。

GIF

メールに直接GIF形式の動画を添付すれば、動画を圧縮することなく、メールの中に埋め込む形で再生できます。

ただし、GIFは厳密には動画ではありません。静止画をコマ割り再生したものであるため、厳密には静止画像に分類されます。

メール画面でそのまま再生できる一方、画質が非常に荒いため、おしゃれで魅力的な動画を送ることには向いていません

リンク先のYouTubeやVimeoなどに誘導

こちらは、メール本文に動画の視聴URLを貼り付けるという方法です。この方法ならば、メール受信者はリンクを踏むだけで、直接動画がアップされたプラットフォームにアクセスができます。

クラウドサービスなどによる動画の受け渡しとも異なり、受信側での動画ファイルのダウンロードや圧縮されたファイルの解凍作業などは必要ありません。

できるだけ高画質な動画を簡単に見てもらうという意味では、YouTubeやVimeoのリンクを貼る方法が最適でしょう。

ただし、送信者側にはYouTubeやVimeoに動画をアップロードする手間がかかります

リンク先のHPに誘導

こちらも、メール本文に動画の視聴先URLを貼る方法です。YouTubeやVimeoなどの動画プラットフォームではなく、それらの動画が埋め込まれたHPに誘導する形になります。

企業が顧客に動画を送信する場合などは、自社HPへの訪問も促せるため、有効と言えるでしょう。

高品質なショートムービーの作成ならSoVeC Smart Videoがおすすめ

メルマガなどを利用して、できるだけ高品質なショートムービーを顧客に届けたい場合には、動画制作ツールのSoVeC Smart Videoをご検討ください。

高品質な動画を簡単につくれるうえ、動画の容量が小さいためそのままメールに添付することも可能です(スマートフォンのキャリアには容量の関係で直接添付することはできません)。

SoVeC Smart Videoの特徴

SoVeC Smart Videoの特徴は、主に以下の3点です。

・動画が簡単にできる
・定額制で動画をつくり放題
・SNSにあわせた動画づくりが可能

【動画が簡単にできる】

SoVeC Smart Videoを利用した動画の作成方法は、数百種類のテンプレートから目的に合ったフレームを選び、用意した画像を所定のコマに配置するといったもの。これだけで、簡単におしゃれな動画をつくることができます。

テンプレートはジャンルや目的、フレームサイズやコマ数から選べるため、動画づくり初心者の方でもすぐに動画をつくることが可能です。

【定額制で動画をつくり放題】

SoVeC Smart Videoは月額10万円で利用可能です。作成できる動画の数に制限はないため、何本つくっても追加料金が発生することはありません。

1つの契約で発行されるアカウントは3つ。それ以上のアカウントが必要な場合は3アカウント/5万円(月額)の追加料金を支払うことで対応が可能です。

【SNSにあわせた動画づくりも可能】

SoVeC Smart VideoのテンプレートにはSNSに対応したフレームも数多くあります。それらを選ぶことで、自社SNSに投稿するための動画広告を作成することもできます。

まとめ

動画をメールで送る方法は、様々です。

どの方法にもメリット・デメリットがありますので、それぞれの特徴を理解し、動画を共有する目的を明確にしたうえで使い分けることをおすすめします。
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