2020.09.02

Facebook動画広告の種類を解説|メリットやコツ・アスペクト比について

Facebook動画広告の種類を解説|メリットやコツ・アスペクト比について

AIによるターゲティングと最適化機能が魅力のFacebook広告。世界最大のソーシャルメディアであるだけに、広告戦略が成功した際に得られるリターンは非常に魅力です。 そして、Facebook広告の効果を最大限に高めるために活用したいのが、動画広告です。いまやSNS広告において動画は主流と言っても過言ではなく、Facebook広告の成果を最大化するためには必須と言えるでしょう。 Facebookの動画広告は、大きく分けて4種類。この記事では、それぞれの広告の特徴などについて解説していきます。 動画広告を出すメリットやコツにつきましてもあわせて紹介していきますので、参考にしてください。

4種類のFacebook動画広告

 (1397)

Facebook動画広告の種類は、以下の5つに分類できます。

・Facebookフィード広告
・インスタント広告
・インストリーム広告
・ストーリーズ広告
・Marketplace広告


それぞれの概要を、順番にご紹介します。

Facebookフィード広告の特徴

Facebookを開いたときに、フィード(タイムライン)に表示される広告です。こちらは、一般のユーザーの投稿と同じように表示されるため、タイムラインに違和感なく溶けこめるという特徴があります。

出稿できる動画サイズのアスペクト比は、9:16~16:9。動画のファイルサイズ最大4GBまで。動画の長さは1秒~240秒です。

インスタント広告の特徴

こちらは、Facebookのモバイル版アプリや、Messengerで表示される広告。タイムライン(もしくはMessenger)の中ほどに表示されます。表示方法は、いくつかの広告が横にならび、スワイプして広告を見ていく形になります。

インスタント広告に出稿できる動画のアスペクト比は9:16~16:9。動画のファイルサイズ最大4GBで、動画の長さは1秒~240分です。

インストリーム広告の特徴

こちらはFacebookで動画を視聴している人に向けた広告です。Facebook内で視聴している動画内で流れます。

インストリーム広告で出稿できる動画のアスペクト比は9:16~16:9(推奨は16:9)です。動画のファイルサイズは最大4GBで、動画の長さは5秒~120秒です。

ストーリーズ広告の特徴

Facebookストーリーズに表示される動画広告です。一般ユーザーの投稿のストーリーズは24時間たつと自動で削除されますが、ストーリーズ広告は24時間後に自動削除されることはありません。

ストーリーズ広告に出稿できる動画のアスペクト比: 1.91~9:16の縦長のもの。ストーリーズの合間に15秒間(あるいは閲覧者が閉じるまで)広告が表示されます。動画のファイルサイズは、最大4GBです。

Marketplace広告の特徴

Marketplaceのホームページまたはモバイル版のFacebookアプリでMarketplaceを閲覧している人に表示される広告です。Marketplaceは、もともと中古品(新品もある)の売買を行う場なので、出稿した広告にお得感を感じれば購入されやすいでしょう。

Marketplaceに出稿できる広告のアスペクト比は、 9:16~16:9。動画のファイルサイズは最大4GBで、1秒~240分の長さの動画に対応しています。

Facebook動画広告のメリット

 (1398)

Facebook広告の広告効果を高めるためには、静止画よりも動画の利用がおすすめです。その主な理由は、以下の通り。

・ユーザーの目に留まりやすい
・タイムライン上で自動再生
・バズる可能性がある
・文字数制限がない


1つずつ確認しましょう。

ユーザーの目に留まりやすい

静止画よりも動画の方が、目に留まりやすい傾向にあります。また、動画は情報量が多いため、短い時間でユーザーの印象に残りやすいです。

タイムライン上で自動再生可能な広告もある

インスタント広告はタイムライン上で自動再生されるため、ユーザーがクリックする必要がありません。掲載した広告が魅力的な動画広告になっていれば、たとえ最初は見るつもりがない人でも、スクロールの手を止めて動画を視聴してくれる可能性があります。

バズる可能性がある

Facebookには、投稿をシェアする機能があります。そのため、魅力的な動画広告やおもしろい動画広告が掲載されれば、多くの方にシェアされ、Facebook上で拡散される可能性があるのです。

いわゆる「バズる」という現象で、動画広告がバズれば、Facebookのフレンドだけでなく、より多くの人に動画広告を届けることができます。

文字数制限がない

静止画のバナー広告には、画面サイズの20%以下のテキストしか入れられません。これを超えてしまうと規約違反になり、広告の露出が制限されてしまいます。

しかも、この文字数制限はデリケートです。被写体のパッケージなどに書かれた文字もカウントされるため、バナー広告に使える文字数はさらに減ってしまいます。

それに対して、動画内の文字情報は動画の一部とみなされます。したがって、上記のような文字数制限はありません。動画広告のサムネイル画像に関しては静止画同様の文字数制限がかかりますが、再生後の文字数には制限が無いため、伝えられる情報量が大きく異なります。

Facebook広告で成果を出すためのコツ

Facebookの動画広告で成果を出すためには、様々なポイントに注意しなければいけません。ここからは、大切なポイントを4つ紹介していきます。

・スマホユーザーに合わせたアスペクト比にする
・サムネイルに力を入れる
・動画は15秒以内にする
・字幕を入れる


1つずつ、確認していきましょう。

スマホユーザーに合わせたアスペクト比にする

Facebookはスマートフォンで閲覧する人が多いため、動画広告のアスペクト比はスマホユーザーに合わせた形にしましょう。具体的な数字は、縦長の動画(4:5)です。ただし、ストーリーズ広告に関しましては、フルスクリーンの9:16がおすすめです。

これらのアスペクト比を意識して動画広告を制作しましょう。

サムネイルに力を入れる

サムネイルは、動画再生前の状態で最初に表示される静止画像です。ここでインパクトのある画像を見せることができれば、スクロールの手を止め、中身の動画を観てもらいやすくなります。

動画広告を出稿する際は、動画だけでなくサムネイルにも力を入れるようにしましょう。

動画は15秒以内にする

Facebookに限らず、長時間の動画広告は観られない傾向にあります。広告に使用する動画の長さは、テレビCMなどをイメージすると良いでしょう。15秒以内のショートムービーがおすすめです。

動画には字幕を入れる

Facebookはスマホで閲覧する人が多いため、常にスマホユーザーを意識する必要があります。

具体的には、動画広告を再生する際に音を出さない人が多いため、音声はほとんど聞かれません。

音を聞かなければ動画の魅力は半減してしまいますが、それを防ぐのが動画に挿入した字幕です。字幕が入ることで、たとえ音声が0でも内容を理解できるようになります。

Facebook広告の4つの課金方法

 (1396)

Facebook広告では、1日に使用可能の広告費の上限を自分で設定することが可能です。1日の広告費予算は100円から設定できます。

Facebook広告の料金形態は4種類あり、これはInstagramと同様です。

・CPC課金
・CPM課金
・CPV課金
・CPI課金


それぞれ解説していきます。

CPC課金の特徴と効果

CPC課金とは、クリック課金のことです。動画広告がクリックされるたびに、広告費が発生します。

クリックしたユーザーを、自社のECサイトや自社提供アプリのダウンロードページなどに誘導して商品を販売したい場合に多く取られる課金方法です。

CPM課金の特徴と効果

CPM課金とは、インプレンション課金のことです。こちらは、動画広告が一定の表示回数(Facebookの場合は1,000回)表示されたときに広告費が発生します。

CPC課金と違い、クリックでは広告費が発生しません。もっとも、クリックされなかったとしても、広告が1,000回表示されるごとに広告費が発生しますので、露出が増えるということは、広告費がかさんでいきます。

こちらは、「商品やサービスを売る」というよりも、企業の認知拡大や、より多くのユーザーへリーチしたい方におすすめです。

CPV課金の特徴と効果

CPV課金は、動画が再生されるだけでは広告費は発生しません。動画が一定時間(Facebookの場合は10秒以上)再生された時に、費用が発生する仕組みです。

ちなみに、10秒未満(3秒~9秒)の動画では2秒以上再生されると課金される設定にすることもできます。

CPM課金同様、企業の認知拡大をしたい方におすすめの課金方法です。

CPI課金の特徴と効果

Facebook動画広告を介してユーザーがアプリのインストールをした時点で、広告費が発生する仕組みです。

動画の閲覧だけでは広告費が発生しないため、アプリ紹介をしたい場合におすすめの方法だと言えます。

以上が、Facebookの動画広告の課金の仕組みですが、どの課金方法を選んでも、多くのユーザーへのリーチを狙って露出を増やすほどに広告費はかさんでしまいます。

しかし、広告費を抑えて露出を控えれば、ユーザーへの認知度はいつまでたっても上がりません。

つまり、Facebookの動画広告において、広告費は削ってはいけないポイントだということです。それならば、せめて動画の制作費用を抑えて、費用の無駄を省いていきましょう。

Facebookの広告用の動画を簡単に作成するなら

Facebookへの動画広告を検討しているなら、ショートムービーの制作に特化した動画制作ツールの利用が便利です。

SoVeC Smart Videoなら、今まで動画作りをしたことがない方でも簡単にFacebook広告用の動画が作れます。

SoVeC Smart Videoの特徴

SoVeC Smart Videoには4つの特徴があります。

誰でも簡単に動画が作れる
・ハイクオリティな動画が作れる
・定額で作り放題
・SNSに特化したフォーマットも
【誰でも簡単に動画が作れる】
SoVeC Smart Videoを利用すれば、初心者の方でも簡単に動画が作れます

動画の作り方は、あらかじめ用意された数百種類のテンプレートのなかから好みのものを選ぶだけです。

そこに、自社で用意した静止画(数枚~10枚程度9を所定の場所に配置するだけですので、初めて動画を作るときでも1時間程度で1本の動画が完成します。

もちろん、慣れてくれば時間は短縮できますので、動画の量産も可能です。

【ハイクオリティな動画が作れる】
SoVeC Smart Videoのテンプレートは、プロのデザイナークオリティです。テロップやエフェクトもすでにテンプレートに組み込まれています。操作も直感的にできるため、迷うことなくおしゃれでかっこいいハイクオリティの動画作成ができます

【定額で作り放題】
SoVeC Smart Videoは月額10万円~利用できます。動画は作り放題ですので、動画制作ごとに追加料金が発生することはありません。また、一度作った動画の編集も簡単です。

利用できるアカウントは1契約3つですので、オフィス内でシェアすることも可能です。それ以上のアカウントが必要な場合は、3アカウント5万円/月で追加もできます。

【SNSに合わせたフォーマットも】
SoVeC Smart Videoには、TwitterやTikTokのサイズに合わせたフォーマットが用意されています。Facebookだけでなく、TwitterやTikTokへの動画広告出稿も簡単に行えます。

まとめ

Facebookの動画広告には様々な種類があり、それぞれに異なる強みがあります。課金方法も異なるため、目的に合わせた形で動画広告を出稿していきましょう。

広告出稿にはお金がかかりますが、SoVeC Smart Videoを上手に利用して動画制作費用を抑え、その分を広告費として有効活用してください。
デザイナー不要!オシャレな動画作成が誰でも簡単に
PAGE TOP